3.31.2015

YarnaholicさんのモニターでSWANS ISLAND:Phillipa 編みます(1)、編み始め

いつも素敵な毛糸を紹介&販売してくださるYarnaholicさんから、
モニターをさせていただくというとても嬉しい機会をいただきました!
さらに嬉しいことにモニターする糸はここ最近私がとても気になっている、
SWANS ISLANDというところの毛糸です。

こちらが今回私が編ませていただく糸、
SWANS ISLAND:NATURAL COLORS COLLECTION Worsted, color:Oyster
確かに牡蠣っぽい明るめのグレーで美味しそうです♪♪
SWANS ISLANDは、米国メイン州ノースポートにあるのだそうで、
私が以前暮らしていたところと同じアメリカ東部の海岸側でなんとなく親近感がありました。
シーフードやヨットなど海に近いイメージがするのもそうですし、
昨年の受注販売で初めて出あったときに、『とにかく一度買ってみよう』と思ったのもそんな理由でした。
オーガニックや自然染料を使った毛糸、ということでその点もとても興味がありました。

それですでに2種類のSWANS~の糸は持っていたのですが、
Worsted(並太)の糸は初めてだったのでとても嬉しい!!

こちらは昨年の受注販売で購入した、Pure Blends Fingering, Seasmokeです。
オーガニックメリノ 85%, アルパカ 15%で、Fingeringとなっていますが
実際はすこーしだけ細いようです。(Light Fingeringに近いかも)
カーディガンMarlOnで一部使っています。
やさしい素朴な風合いが素敵です♪ 肌に直接触れるものを編みたい♪♪

こちらは、Washable Wool Collection Sport,
左から、Lavender, Truffle, Petal Pink, Fresh Water
防縮オーガニックメリノ100%の合太糸です。
(編むものを決めて購入したのですが、いつ始められるのかな…)

そして今回のNATURAL COLORS COLLECTION Worsted, 
触った最初の印象はすごく一般的なメリノ100%の毛糸らしいな、でした。
粗野ではないけれど繊細な感じもしない、あまり加工されていない感じは確かにします。
柔らかいけれど少しガサっとしたような、糸表面のキメが粗いようにも見えます。
ナチュラル=自然だからと言われてると、なるほどという感じ。
スワッチも編んだだけの状態だと同じです。

それで今度はこのスワッチを柔軟剤入りのおしゃれ着用洗剤をほんの少し入れた水に
しっかり通してすすぎ、ブロッキング&乾燥をしてみたところ、
最初の印象をがらりと変えるスベスベな手触りと柔らかさ。
縮絨後のように毛が少し立ち上がって余分な染料が落ちたのかトーンも明るくなりました。
黄色みが少し抜けたみたいです)
よりふんわりとやさしい編み地になって、もうびっくり!
これがこの毛糸の本質なのか、と俄然編むのが楽しくなりました^^♪

この素敵な糸で編むのは、Isabell KraemerさんのPhillipa
ハニカムスティッチが印象的な、ざっくり編みのカーディガンです。

Top-downのパターンなのですが、いつものIsabellさんのパターンとはかなり違います。
いつもの表記方法、レイアウトが違うので最初ちょっと戸惑いました。
Top-downなのですが前と後ろでパーツ別に編み始めます。
ここは最初の後ろ身頃を編んでいるところ。
ハニカム模様は前身頃のみなので、後ろはひたすらメリヤス編みです。
そうそうこの毛糸、と〜っても目が揃いやすいです!

今回はゲージが指定よりも大きかったので、
パターンのXSを編んでS~Mくらいにで出来上がる予定です。
また針は指定の4mmをJPN#6号(3.90mm)で編むと編み地が硬めになったため、
JPN#7号(4.20mm)で編んでいます。
これよりも細い針で編むのはちょっとキツいかも。。
本当はこの糸には8号くらいがいいと思うのですが、
そうすると大幅にゲージが変わってしまうので今回はこれで編んでいきます。
(このPhillipaはWorstedではなくDKもしくはSportあたりで編むのがおすすめのように感じました)

ざっくりカーディガンなので多少大きめをゆるりと着るのもいいなと思っています。
…なので仕上がりのサイズは小さめにならないかぎりはそんなに神経質にはなっていないのですが、
今のところサイズは順調のようです♪♪

4月中に完成目標です^^


※4月10日現在、読み間違えがあり、現在前身頃を編み直しをしています。
(間違えたままの経過画像は、混乱になりかねないので削除しました。)





3.27.2015

アトリエ・ニッツさん日本語翻訳テスト:Dotted Rays、完成♪

Atelier Knitsさんの日本語翻訳テストニット、
Stephen Westさんのショール、Dotted Raysが完成しました〜!
今回パターンのサイズはSを選びました。
完成後の全体の大きさ:幅45cm×長さ160cm
(ゲージはぴったりだったのに、やっぱりアルパカ伸びてしまいました、、)
いろんな人の印象は様々で、シャケ?霜降り和牛??スイカ???…などいろいろです。
(…私としては最初はのイメージだったんだけどな…)

最後はもうこれはきっとU.F.Oだろうとそんな画像を撮ってみました、笑
近未来的に巻いて使いたいです。

このデザインのポイントはやはりポツポツ空いたドット模様で、
今回はそこをしっかり強調したものにしたかったので、
色もベースは単色(色斑無し)、コントラストカラーもそのドットを邪魔しないよう
ラストに少し入れる程度に抑えました。

素材は強めでくっきりハッキリのカラーとは対照的に、
ふわんふわんのモヘア&アルパカがメインの柔らかしっとり編み地になってます^^
ちょっと見た目の予想を裏切るような柔らかさで、ドットのポップな楽しさが出ていればいいな♪♪

ぱっと見た目、カラーが同じということでほとんどわからないのですが、
シルバーグレイのさし色が入るまで、2つの組み合わせで編んでいます。

最初のCOから10段目まで、Cima2本取りで編んでいます。
ここは最初のベースになるところなので、モヘアのもわもわは無しで編みたかったので。
そこから先は、毎ドットを作る2段を除いてCima×Silk Cloudの2本取りです。
シルクモヘアの艶とふわふわの繊維とCimaのアルパカが混じって
重くなりがちなガーター編みが絶妙な柔らかさになります。
(ただちょっと編みづらいのでそこだけ気をつけて、、)
編み目を揃えるのがなかなか難しかったのですが、水通しで綺麗に揃います^^

そのまま終わりのsectionまで続けて、シルバーグレイの入るラストは以下の通り、、、
Cima×Silk Cloud・灰 → Cima×Silk Cloud・灰(2本)(合計3本取り)→
Silk Cloud・赤×Silk Cloud・灰(2本)(こちらも合計3本取り)→
Silk Cloud・灰(2本)×Silk Cloud・灰(2本)(合計4本取り)で、
最後は始めと同じCimaの2本取りで、i-cord BOでおしまい。

私の計画ではくっきりの縁取りで終わりたかったのですが、
水通し後はそのひとつ前のSilk Cloud4本取りのモヘアの波が襲ってきていて、
すっかりi-cordの上に覆いかぶさってしまっています、、
糸とカラーについてはこんな風な構造にしましたが、
あまり周囲にこの具合を気付いてもらえずすっかり自己満足で終始してます。

 
 
出来上がりは、と〜っても気持ちのいいショールでした!
細かなドットから風が抜けるようで、暑苦しくならず軽くササっと肩にかけられる、
それでも今回の素材はアルパカ率が高いのでほんわり暖か♪♪
丸みを帯びた全体の形もどこか柔らかで、実際とても巻きやすいです。
このパターンも色や素材を変えることで無限大に楽しめそうですね。
いろんなバリエーションで編むのも楽しいデザインだと思いました。
今回はFingering指定のほうで編みましたが、Sport weightもDKもいいと思います。
長さも好きなところで止められるし、自分の好みで調節できるところもいい。
ヴィヴィットカラーやネオンも大好きですが、これからなら春らしいパステルカラーとか!
菜の花色や桜色で編むとかも素敵ですね〜!!

アトリエ・ニッツさんには今回のような機会をいただけて心から感謝の気持ちでいっぱいです。
夢が膨らむような、楽しいテストニットをありがとうございました^^♪


3.24.2015

アトリエ・ニッツさんの日本語翻訳テストニット:Dotted Rays (2)


Atelier Knitsさんの日本語翻訳テストニットをさせていただいています。
Stephen Westさんのショール、Dotted Raysです。

↑かなり進んで、最後のi-cordでBind Offする一歩手前。
アトリエ・ニッツさんの翻訳はとてもわかりやすく順調に進んでいるのですが、
最後のほうで入れようと思っていたコントラストカラーとのグラデーションで
少々手こずりました、、、

最初は始めるタイミングが早過ぎてシルバーグレイのAshが目立ち、
メインカラーJumpsuit蛍光レッドが押され過ぎてしまったり、
グラデーションをより緩やかにしたくて糸の本数や色の組み合わせで考え込んだり。
でも実際に編み終わってみると、悩んだほどのことでもなかったような…笑


 キッドモヘアシルクが〜、もうすっごく針に引っかかります(泣)
今回はガーター編みで編み目も揃わずにボコボコ!(水通しに期待)
シルクモヘア引き揃えProjectは最近いくつか編んだし、もちろん予想はしていましたが、
深夜に黙々と編むには結構体力&精神力を消耗しました。
しかも編んだものを解くのは大変な糸、とわかっていながら、
配色などで私がどうしても納得いかない理由で最低でも5、6回は解いて編みなおしてます。
懲りないよね、、と思いつつ、繊維が飛んでいなくならないよう
ゆっくりそおっと解いて編みなおしました。(×5)
モヘアは急がず焦らず、ゆっくり慎重に解くのがコツですね^^

そんな編むこと以外でちょっと手こずった引き揃えの組み合わせですが、
Cima×Cima(蛍光レッド&蛍光レッド
Cima×Silk Cloud(蛍光レッド&蛍光レッドorシルバーグレイ
Silk Cloud×Silk Cloud蛍光レッド&蛍光レッドorシルバーグレイ
大きく分けるとこの3タイプで構成しています。
色は2色だけなので、ぱっと見た印象では変化はあまりわからないのですが、
CimaSilk Cloudに比べて少し太いので、
緩やかなグラデーションにするにはこの2種の太さを上手く調整する必要がありました。
ちょっと霞がかったような、霜が降りたみたいな、そんな感じです。

今回はせっかくのテストニットなので少し控えめのグラデーションにしましたが、
いつか思い切って長め広めのグラデーションもやってみたいです。

さて、最後はi-cordでBind Offですが、蛍光レッド?シルバーグレイ??
次回は完成報告です♪^^

3.21.2015

アトリエ・ニッツさんの日本語翻訳テストニット:Dotted Rays (1)


このたび、Atelier Knitsさんの日本語翻訳テストニットをさせていただくことになりました!
先週はじめにお話をいただき、と〜っても嬉しくてすぐお返事しました^^

今回テストさせていただくパターンは、
尊敬してやまないStephen Westさんのショール、Dotted Raysです。

ドッドのような穴が個性的な、シンプルなのにアート感溢れる印象のショール。
これはいつか編もうと以前から決めていたものだったので、
今回のテストニットはとにかく嬉しかったです!!

さっそく毛糸を用意〜♪ このテストで使いたい糸たちです♪♪
もわもわしている左は、Shibui Knits, Silk Cloud (color:Ash, Jumpsuit)
右のカセ糸はShibui Knits, Cima (color:Jumpsuit)
Shibui Knitsさんの糸はクールで洗練されたイメージがあってとてもかっこいい。
今回はさらに廃盤色になってしまったとても気になる色のJumpsuitという、
目が覚めるような蛍光レッドの素敵カラーメインで編もうと思います。
このJumpsuitという色は、以前おなじくStephen Westさんデザインのショール
Fingedで初めて見てからすっかり一目惚れしていた色。
このJumpsuitもいつか買ってみたいと思っていた色ですが、
廃盤になると知って慌てて今年に入ってから集めました。
一見オレンジ?とも見えますが、実物は明るい朱色のようなレッドです。
(上の画像よりも実際はもう少し赤よりです、、)

魂が揺さぶられるような、なにかにはっと気づかされるような、
どうにも惹きつけられてしかたない鮮やかな色で、見ているだけでドキドキします、笑
そして指定のFingeringの中細糸はなかったので、
テクスチャーの違うLaceweightを引き揃えで編んでみることにしました。
色がはっきりしているので、
質感はふわりと軽い出来上がりになったらバランスいいかなと思って。
個人的には好きで好きで仕方ない色で、
この素晴らしいショールを編ませていただけるとはとにかく幸せすぎる!!

お次はさっそくスワッチ編みました。

違うタイプの糸引き揃えだしアルパカ糸は伸びがあるので、
きっとゲージは違うだろうからそれをどうしようか…
…そんなふうに考えていたのにゲージが恐ろしいくらいに指定と一致。
水通し&乾燥後も変化が無いのは、
伸びやすいアルパカが入った糸Cima(アルパカ70%, メリノ30%)に対して、
伸び防止になってくれると思われるSilk Cloudのモヘア&シルク(60%, 40%)
が添え糸になっているからかも。
(最近完成したベビーアルパカとモヘアシルクを引き揃えて編んだカーディガンがあって、
そちらもあまり伸びずにすんだ結果があったので)

とはいえ、やはりアルパカの分量が多いと多少の伸びはあるかもしれないと思っています。
(大きくはなれど縮みはないと予想)
ガーター編みですが編み地はもりもりしておらず、ふんわりトロンと柔らか。
(メリヤス編みだったら少々頼りない編み地で、ガーター編みでちょうどいい感じかも)

ゲージが決まったので今度はカラーの配置を考えました。
そして↑上のような感じで決定^^ (3、4日考えてました)

 
作り目は、Garter Tab Cast Onに似ているような感じですが、
I-cordを使うのでちょっと違うのかな??
セットアップがすめば、あとはもうどんどん進めたくなってしまう楽しさです♪♪

気がつけばあっという間にそれなりの大きさに。
このパターンもわりと単純な作業に対して、
放射線のように広がるドット穴が楽しくてついつい手に取って編んでしまいます。
ちょっぴり中毒性があるかもしれないですね。

現在はもう2セクション終わって、いよいよグラデーションに入っています。
ふわっふわで軽〜い編み地、春を待つショールにぴったり〜♪
このペースなら今週末で編み上がれそう。
モヘアは引っかかりやすいのでサクサク編むというわけにはいかないのですが、
手触りが抜群に気持ち良いので編んでいても気にならないですね。
(ただ間違えてほどく際、とにかく絡まって大変なんですが…)

次回、進行状況とグラデーションとの経過&糸組み合わせを書きます〜^^



3.17.2015

ANKESTRICKさんのプルオーバー、Holly完成!


ゆっくりできるかと思いきや、やっぱりそうでもなさそうな3月。
なのに編み物のほうもやっぱり楽しい季節ですね〜♪
今週からちょっぴり連載風に書きたい記事があるので、
その前に完成報告!ということで、こんな時間にブログ書いてます、、、

日付を見てみたら先々週に完成した、
ANKESTRICKさんの今年最初のプルオーバー、Holly


ANKESTRICKさんのデザインはとても好きで、
今までいくつか編んだけれどこれからも編むと思います。
こちらはANKESTRICKさんが編まれているときから素敵♪ 編みたい!と思っていました。

今回の使用糸のメインはこのLife in the Long Grass LITLG Dappled, color: Tin Shed
 素敵な色でしょ〜??? 本当にトタン屋根の錆感が出ています。
私はこれをメーカーHPで見てすっかり一目惚れしちゃいました、笑
こちらはYarnaholicさんで受注があって偶然知ることができた糸でした。
ソックヤーンなので、メリノにポリミアド(ナイロン)が入っています。
軽い感触ですべすべ&ふわふわです♪
でも重要だったのはカラーで、このTin Shed色が購入できるのはDappledのみだったので自動的にこの選択肢になりました。

 Tin Shedは淡いブルーグレーに赤茶が染まっています。
これだけでも充分に素敵な色なんだけれど、こちらはFingering(中細)の糸。
Hollyは指定がSportなので極細Lace糸を添えることに。

 選んだのはこちらのEden Cottage Yarns Theseus Lace, color: Pennine Mist
レースショールを編もうと思って以前から持っていたもの。
今回糸の太さのため以外にもこの淡いブルーがどうしても必要で使いました。

左:Tin Shed × Pennine Mist, 右:Tin Shed(1本取り)
Tin Shedはとても素敵な色なのですが、
これだけで編むと赤茶がかなり目立ってプルオーバーとしてはちょっと着辛いかも。
そこで太さ調整も兼ねたmixバージョン(左)は、赤茶がだいぶ落ち着いて見えて
ブルーが濃くなることでより身につけやすい色になりました。

大切なアクセントになる赤茶(錆)色の斑も、
こうして上手く全体に散ってくれてとても好みの感じに。
そして斬新なパターンデザインにも上手くマッチしてくれたと思います。
糸もデザインもどちらも素晴らしくて、ただもうひたすら編んでいて幸せでした^^
2本ひき揃え編みですがまったくごわごわせずにとても柔らかでスルスルの肌触りです。

 
 
 
ラグラン線に沿って袖、裾にのびるアイレットが可愛いです♪♪
そしてほどよく伸縮するのか、とても動きやすい。
前後差のある袖口と裾がまたポイントで、もうあちこちお気に入りがいっぱいです^^
さらにこちらのパターン、1つで2度美味しい別バージョンも編むことができます。
私はプレーンな襟元とCrescent三日月型の裾を選びました。
こういう選べるパターンって、自分の好みに合わせられるので嬉しいですね!
もうひとつのリブが長いほうも素敵なのでいつか編んでみたいです。

このプルオーバーもシンプルなのにディティールがお洒落で、
どんな方にも似合いそうな(かつ編みやすい)素晴らしいパターンだと思います。
襟元の開き具合がちょうど良くて、
アイレットの隙間とかちょっぴり春を感じるような仕上がりです。
また気に入った糸に出会えたら編んでしまいそう^^


3.12.2015

amirisu winter 2015から、rililieさんのMarlOn完成♪

もうすぐ今月の半分が過ぎそうですが、3月最初の記事になります、、
今月はもう昨日までがとにかくとにかく忙しくしていました。
(今日から少しゆっくりできる〜♪)
なのにそんな中でいくつか編み物関係でとても嬉しいことがあったり☆☆
(順を追ってまた後日報告します^^)
そして細かい時間内でもこつこつ編んで先週完成したものが2つ。
まず最初に完成したこちらから。

amirisu winter 2015 に掲載されている、
MarlOn by La Maison Rililie

パターンの冒頭にもありますが、なんといってもこのカーディガンの醍醐味は、
2本の糸を引き揃えて現れる色の混ざり合いがとても素敵で楽しいこと!
ボーダーも変則的なので編んでいるときはとても忙しい印象でしたが、
とても独創的なアイデアがいっぱいでちょっと普通のカーディガンにはない感じで
最後まで気が抜けず(?)とにかく楽しいパターンでした♪

このカーディガンは6色を用意して編むパターンなのですが、
なんとか私の在庫糸の中からあれこれやりくりで揃えました。
まずは残り糸の中からベースになる3色(Paper, Seasmoke, Asparagus)を選び、
Holst Garn CorstのAsparagusだけはまだ手をつけていないもので、
このカラーはとても好きで混ぜずに強調したい色だったのでCC3&4はこの1色にしました。
その他アクセントになるオレンジのTerracota、ピンクパープルのSuger Plumで
合計5色で開始しました。

身頃の編み上がり時はこんな感じ。
最初、ペアにした色同士は最後まで一緒なのかと思いきや、
ボーダーの順番で引き揃える糸同士が途中で替わるんです。
もうこれだけでどうなってくんだろう???とかなり楽しくなりました^^
そして忘れちゃいけない、ウェストシェイプ。
ボーダーに気を取られているとシェイプするタイミングを間違えます。
(私も大いにやらかしました、笑)

身頃での楽しさに充分に満足してしまいそうなところですが、
袖での色展開がこれまた楽しいプラス
なんと袖では1本取り×2本取りでのボーダー展開!
触り心地までもがシマシマの感覚に。
ちぎれ雲のように霞んだ模様になったところがとてもお気に入りです^^
最後は1本取りなので細めになって無事に袖終了〜♪
ナチュラルカラーの木ボタンを付けて完成です。

 
つかず離れず、ちょうどのサイズ。
編み地はしっかりしているので、さっと羽織る感じで着るのも素敵です。

最終的に一番楽しかったところは、やっぱり2本取りの色合わせでした♪
rililieさんの作品にはこういう手法がよく使われてるように思うのですが、
とにかくアイデアいっぱいでただ編むことにプラスのスパイスが効いていて、
編み物もどんどん進化しているのかな?なんて私は初心者ながらに感じています。
編んでいくたびに出会うアイデアの多様さに嬉しく思います。

あと、今回はじめてamirisuさんのパターンを編んだのですが
とても素敵なデザインがいっぱいでいろいろ編んでみたくなりました^^
日本語版のパターンも増えてますます編み物の世界が広がっていくようで、
こちらもますます楽しくなりますね♪

次も完成報告です〜☆