7.22.2015

この季節にとても素敵なCineCittà、編みました☆


前回からかなり時間が経過してしまいました〜
子猫の相手と若干忙しかったのと、
エアコンの効いた部屋で冬糸をぬくぬく編む楽しさに没頭してました^^;
(この記事、書きはじめてから3日もかかってしまってます、、、)
ここのところずっと冷えきった建物の中に入り浸りなので、
未だ今年の夏の暑さを実感できずにおります。
(今年はまだ暑さに慣れていないので、今後体調不良などならないか心配…)
子猫ちゃんは元気に走り回っていて日に日に大きくなってるように感じるのですが、
出先から戻って見るとやっぱりまだまだおチビさんで(両手の平サイズ^^)、
たくさん食べて元気に大きく育っておくれと願う毎日です♪

編み物のほうもなかなか充実していて、
一昨年よりも去年よりも今がとても楽しいですね♪
こんなふうに毎年楽しみが増して満足できる編み物ライフを送っていきたいものです♪♪

この間に2つ完成していまして、まずは最初に完成したほうから。

CineCittà by La Maison Rililie
 

Rililieさんのこの夏の新作プルオーバーです♪
どこかフェミニンで可愛いデザインですよね。
ケーブル編みで作られるパフスリーブとか鎖骨が綺麗に見えるネックラインとか、
裾の曲線のラインなどなど女性らしい素敵なところがいっぱい!

使用糸はもうかれこれ2年も大切に寝かせていた私の在庫糸の中でも古株の糸、
上:DyeForYarn Lace // 8ply Mulberry Silk, Dried Lavender
下:Fyberspates Gleem Lace, Lavender Haze
どちらも極細レース糸なので、2本で引き揃えて編みました。
どちらも私の大好きなハーブの1つ、ラベンダーの名がついています^^♪

DyeForYarnのほうは、艶艶スベスベのマルベリーシルク100%、
Fyberspates Greem Laceは、ウール55%とシルク45%、
単純計算で約3/4がシルクになります。
そのため、メリノやコットンよりもかなり軽く乾燥が早く伸縮性はあまりないのですが、1/4がウールであるため通常のシルクに比べるとはるかに伸縮性を感じます。
編んでいてキシキシすることもなく、サクサク気持ち良く進みました。
わずかなことなのですが素材のパーセンテージが少し違うだけで
随分編みやすくなったり着やすかったりするものなんですね。
最初の頃は天然素材100%にこだわっていたのですが、
最近では強度やしなやかさ、洗濯や着やすさを考えて
ナイロンなどが少し入った毛糸も好きです♪

この気味合わせで実際にスワッチを編んでみたら、
以前BC garnのマルベリーシルクと同じくGreem Laceとで引き揃えたものと比べ、
わりと艶がマットでギラギラしていないところがウェア向けだなと思いました。
同じマルベリーシルク100%でもメーカーさんによってかなり印象が違うようです。
しっとりしていて肌に触れると気持ちいい編み地になりました。
またカラーも同じラベンダー同士でケンカすることもなく、
手染めで色斑はあれど上手く解け合ってくれてここも良かったポイント☆

ただ今回注意したのが、その僅かばかりの伸縮性では最初のCOで目が作りにくかったこと。
Long Tail Cast Onで作り目をしましたが、
その際作ったばかりの目に右人差し指を乗せて次の目との感覚のバランスを取ります。
通常の毛糸の場合はとくにそうする必要はないと思いますが、
今回は作り目と作り目の間に少し距離を置いておかないと首がきつくなったりするので、
ちょうど良い間隔になるようにするのに3回作り目しなおしました。
最後の裾の伏せ止めも同じことが言えて、
Bind Offする際は1目を大きく(針の号数2つ上くらいに)とっています。
とくにシルクはきついとギチギチになってしまって着辛いので、
できるだけゆとりを持たせておきつつ緩くなり過ぎないよう気をつけています。
(BOのほうも2度やり直しました。)

スワッチを編んだときに伸びをあまり感じなかったのですが、
完成後もやはり縦にも横にもほぼ変化はないようでした。
そう予想いていたので、自分に合うサイズかどうかを確認しつつ進めていたのは良かったです^^

そしてそして!今回ぜひ使いたかったビーズ!!
パターンを見たときにこのレース模様の部分にぜひドロップ(涙)型のビースをつけたい!
そこを楽しみ(目標)にして編み進めていました。
また時間が取れなくなりそうなスケジュールだったため、
先に編むほうを終わらせてから時間を少し空けた後にビーズをつけて無事完成♪
使ったのはトルコビーズ(ガラス)です。
アンティークのような色あいがとても素敵なビーズ。
↑画像のすべてを使う予定でいたのですが実際つけてみるとくクドくなったので、
一番大きなブルーのビーズをやめて残りの4種類を使ってます。
(グリーンとシャンパンゴールドは葉っぱ型です☆)
ラベンダー色の編み地にとても良く合っていて作業中どんどんテンション上がりました♪
ほんっと楽しかった!
そしてかなりかなり大満足のちょっぴりラグジュアリーな夏プルオーバーができました。


今回のprojectはとくに素材のサラサラひんやり感と軽さ、
細やかに移り変わる色具合がとても好みで、
またカジュアル感とは違った少し特別なシーンに着ていけそうなところが、
もうとても満足しています。
年上の友人にもこれならいくつになっても着れるよ!と言ってもらえて、
さすがRililieさん年代関係なくファンがいらっしゃいます^^
またいつか数年後に編んでみても素敵だなぁと思いました。

Rililieさんのデザインは他にもたくさん素敵なものがあるので、
少しづつ編んでいきたいです^^

あー、今晩も子猫ちゃんがわんぱくに活動すると思われるので、
編み物進むかなぁ、、、(早く大きくなっておくれ〜)
親バカですが、めっちゃ可愛いです^^


5 件のコメント:

  1. お久しぶりです♪毎日暑いですね・・・(^^ゞ

    このプルオーバー!!!ポ~ッ♡と、見惚れてしまう程の美しさですね!
    色も絶妙なラベンダー色だし、ボディーとは対照的で袖部分の凝り具合がタマラナイデス♡

    私も、いつかこんな素敵なパターン編んでみたいです^^

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    1. periさん、こんにちは!本当、暑い日々が続いてますね〜汗。。。
      嬉しいコメントありがとうございます♡
      夏の季節での編み物はなかなか進まないところもあるのですが、この手のデザインはこういう季節にもぴったりで編んでいて楽しかったです♪
      それでついつい袖に余計なことをして遊んでしまいました(笑)

      Rililieさんのパターンは凝っているものが多くて難しく感じそうですが、とても細かく丁寧かつ親切に書いてくださっているのでおすすめですよ♪♪

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  2. 木原佐代子2015/09/17 12:47

    初めまして。
    突然のコメント、お許しください。
    ラベリーから来ました。
    このお袖、ステキですねー
    ビーズ、付けたいなあ、と
    常々、思ってるのですが、
    ビーズは、糸の始めに通すのでしょうか、
    その場合、針の穴と、糸とビーズの穴の大きさは??
    と考えると・・・う~~ん??となってしまいます。
    良いご教授をお願いします。

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    1. 木原さん、こんばんは!ご訪問ありがとうございます^^

      今回のプロジェクトで、ビーズは編み上がって水通し&ブロッキング&乾燥の後に、使用した同じ糸を使って一つづつ付けてます。編み目に沿ってできるだけビーズのみが表に出るようにして、付ける位置ではじめてビーズを糸に通しています。最初は糸にビーズを通してそのあと糸を針穴に通します。ビーズの穴が小さい場合、細い針金で簡単な糸通しのようなものを作って通しました。ボタンもそうなのですが、ニットの編み糸に直接通してそのまま編む方法は基本的にしていません。というのも、ボタンもビーズも壊れたり劣化した場合、ニットから取り外せるようにしておけばまた付け替えることができるので、、、
      ショールの場合はこれとは別に一緒に編み込むことがほとんどになるのですが…(取り扱うビズの数が桁違いになるため)
      私の場合はこんな感じです。きっともっと良いやり方があると思うので、木原さんのやりやすい方法でいいと思いますよ^^
      ぜひ楽しんでください〜♪♪

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  3. 木原佐代子2015/09/24 10:07

    ご返答ありがとうございました。
    本当にこちらのセーター、素敵です。
    参考にさせて頂いて、ビーズを付けて見たいと思います。

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